心拍出量
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心拍出量(しんはくしゅつりょう、英語:Cardiac Output,CO)とは、心臓が1分間に動脈へ拍出する血液の量のことである。毎分心拍出量などとも呼ばれる。心拍出量の単位には「ml/分」が用いられる。
概要[編集 | ソースを編集]
心拍出量は1回拍出量(Stroke Volume,SV)に心拍数(Beats Par Minute,BPM)を掛けた値である。
心拍出量(CO) = 1回拍出量(SV) * 心拍数(BPM)
一般的には1回拍出量は身体が大きくなれば増え、逆に心拍数は身体が大きくなれば減少する。これらを考慮し総合的にみると成長とともに心拍出量は増加する。
また、心拍出量に各種血管抵抗(vascular resistance)の値を掛け合わせることで、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧 (最低血圧)のいわゆる「血圧」と呼ばれるものを算出することもできる。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- 心拍出量 (Cardiac Output, CO) = 心室が1分間に拍出する血液量 = 1回拍出量(SV) * 心拍数
- 心係数 (Cardiac Index, CI) = CO / BSA
- 1回拍出量 (Stroke Volume, SV) = EDV - ESV
- 1回拍出係数 (Stroke Index, SI) = SV / BSA
- 体表面積 (Body Surface Area, BSA)
- 駆出率 (Ejection Fraction, EF) = (EDV - ESV) / EDV * 100 = SV / EDV * 100
- 左室拡張末期容積 (End Diastlic Volume, EDV)
- 左室収縮末期容積 (End Systolic Volume, ESV)