「新札幌ひばりが丘病院」の版間の差分
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'''捜査までの経過''' | '''捜査までの経過''' |
2017年10月2日 (月) 21:02時点における版
札幌ひばりが丘病院 | |
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ファイル:Sapporo hibarigaoka hospital.png | |
情報 | |
正式名称 | 医療法人潤和会 札幌ひばりが丘病院 |
許可病床数 |
176床 一般病床:118床 療養病床:58床 |
職員数 | 170名 |
機能評価 |
機能種別版評価項目 (3rdG:Ver.1.1) |
管理者 | 高橋大賀(院長) |
所在地 |
〒004-0053 北海道札幌市厚別区厚別中央3条2丁目12-1 |
医療法人潤和会札幌ひばりが丘病院とは、医療法人潤和会が運営する民間病院である。近年は緩和ケアと在宅医療に力を入れている。平成29年3月、マスコミの報道により麻薬管理者が医療用麻薬並びに2年分の麻薬帳簿を紛失していたことが明るみになった[1]。
不祥事
医療用麻薬を管理する帳簿が平成26年と平成27年の2年分がなくなっており、癌の痛みを和らげるオキシコドンやフェンタニルなど30数品目の麻薬の在庫も書類上の数量と一致しないことが分かった[注釈 1]。
捜査までの経過
- 2016年(平成28年)8月 - 内部調査で医療用麻薬の帳簿を紛失していたことが判明 [2]。
- 2016年(平成28年)11月 - 病院から「在庫の数が合わない」と保健所へ連絡 [3]。
- 2016年(平成28年)11月 - 北海道と厚生局麻薬取締部の合同立ち入り検査。(1回目)
- 2017年(平成29年)1月 - 北海道と厚生局麻薬取締部の合同立ち入り検査。(2回目)[4]
- 2017年(平成29年)2月 - 麻薬取締法違反で厚生局麻薬取締部が捜査を開始[5]。
事件の影響
今回の事件を受けて、医療用麻薬の規制が厳しくなる可能性がある[6]。
現在 | 規制が厳しくなった場合 | |
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管理場所 | 病棟や手術室など複数の場所で管理が出来る | 薬剤科の一元管理に集中へ |
行政の立ち入り検査 | 職員への聞き取りと帳簿のチェックのみ | 帳簿に記載された量と在庫量の照合も行う |
入院患者の自己管理 | 自己管理が出来る | 自己管理が出来なくなる |
診療科目
交通
- JR 厚別駅・徒歩16分
- JR 新札幌駅・徒歩15分
- JRバス・中央バス or 夕鉄バス:旭町停留所・徒歩1分
- 札幌市営地下鉄(東西線):ひばりが丘駅・徒歩8分
関連施設
- 札幌ひばりが丘病院指定居宅介護支援事業所
- ひばりが丘訪問看護ステーション
注釈
- ↑ 当時の麻薬管理者はすでに退職しており、病院の聞き取り調査に対して帳簿を作っていなかったことと麻薬を無断で廃棄していたことを認めている。 | 北海道新聞 2017年3月9日
出典
- ↑ 札幌ひばりが丘病院 医療用麻薬をずさん管理 | STV 2017年3月9日
- ↑ 医療用麻薬ずさん管理 札幌の病院 帳簿なし、道厚生局捜査 | 北海道新聞 2017年3月9日
- ↑ 麻薬帳簿 2年分、在庫合わず 取締法違反容疑、札幌の病院を捜査 | 毎日新聞 2017年3月9日
- ↑ 札幌の病院で麻薬帳簿紛失 在庫数合わず 麻取が捜査 | 産経新聞 2017年3月9日
- ↑ 医療用麻薬の在庫 札幌の病院 帳簿とあわず | NHK 2017年3月9日
- ↑ 医療用麻薬の管理は 札幌の病院 在庫と帳簿合わず | NHK 2017年3月9日