「横浜はじめ病院」の版間の差分
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2017年10月27日 (金) 20:30時点における版
特定医療法人財団慈啓会 大口病院 | |
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ファイル:Ooguti.jpg | |
情報 | |
正式名称 | 特定医療法人財団慈啓会大口病院 |
許可病床数 |
85床 一般病床:42床 療養病床:43床 |
管理者 | 鈴木 峻(院長) |
所在地 |
〒221-0002 神奈川県横浜市神奈川区大口通130 |
特定医療法人財団慈啓会 大口病院とは、神奈川県横浜市神奈川区にある医療機関である。系列には急性期の大口東病院や、大口訪問看護ステーションなどがある。病床数は85床のケアミックス病院である。2016年9月、入院中の男性患者が死亡し、司法解剖の結果、死因が中毒死と判明したと明らかになった[1]。
詳細は「大口病院#点滴連続中毒死事件」を参照
診療科目
診察時間
予防接種
交通
- JR横浜線「大口駅」西口・徒歩3分
保有医療機器
点滴連続中毒死事件
概要
2016年9月、入院中の男性患者2人が死亡し、司法解剖の結果[注釈 1]、死因が中毒死と判明[2]。神奈川県警は現場の状況などから、何者かが男性の点滴に異物を混入した疑いがあるとみて、殺人事件と断定し、捜査を始めた。同病院の2~4階に入院していた患者50人全員の血液を採取して鑑定した結果、界面活性剤の成分は検出されなかった[3]。4階ナースステーションで保管されていた未使用点滴約50袋のうち約10袋でゴム栓部分の保護シールに注射器の針で開けたような穴が見つかり、特捜本部が中身の鑑定を進めていた。穴が開いた点滴には2人以外の名前が書かれたものもあった。中毒死した2人の体内や点滴から同じタイプの界面剤成分が検出された。ステーションにあった消毒液「ヂアミトール[注釈 2]」を混入された疑いがある[4]。横浜市は臨時の立ち入り検査を実施。薬剤の管理方法など安全管理体制について院内の状況を確認し、院長や看護師長らから聞き取り調査を行った[5]。 同月、臨時立ち入り検査の結果を病院側へ通知。計13項目について行政指導をした[6] 。10月、過去に受診歴がある外来患者のみ診療を再開。新規の入院患者の受け入れは中止し、入院していた患者には転院をすすめた。12月、全員の転院が完了後、入院病棟も閉鎖し、外来診療についても内科とリハビリテーション科は受け付けを中止した。それに伴い、職員のほとんどが退職[7] 。
脚注
注釈
- ↑ 点滴が泡立っていることを不審に思った病院側が神奈川県警に連絡。|産経ニュース 2017年3月24日
- ↑ ベンザルコニウム塩化物液。ヂアミトールは商品名。一般に逆性石鹸として殺菌・消毒用に用いられる。
出典
- ↑ 点滴に異物?患者中毒死 横浜の病院、殺人容疑で捜査 | 日本経済新聞 2016年9月23日
- ↑ 別の男性患者1人も中毒死 横浜患者殺害 | 日本経済新聞 2016年9月26日
- ↑ 界面活性剤、入院患者からは検出されず 横浜・大口病院 | 日本経済新聞 2016年10月14日
- ↑ 未使用点滴にも界面剤 横浜患者殺害、不特定多数狙う? | 日本経済新聞 2016年10月19日
- ↑ 大口病院を臨時検査 横浜患者殺害、市が院長から聞き取り | 日本経済新聞 2016年10月11日
- ↑ 患者中毒死の大口病院に改善指導 横浜市 | 日本経済新聞 2016年10月29日
- ↑ 捜査本部設置から半年 大口病院、常勤わずか3人に 県警6646人投入し捜査続く | 産経ニュース 2017年3月24日