「横浜はじめ病院」の版間の差分
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'''特定医療法人財団慈啓会 大口病院'''とは、神奈川県横浜市神奈川区にある医療機関である。系列には急性期の[[大口東病院]]や、大口[[訪問看護]]ステーションなどがある。病床数は85床の[[ケアミックス]]病院である。2016年9月、入院中の男性患者が死亡し、[[司法解剖]]の結果、死因が中毒死と判明したと明らかになった<ref name="nikkei">[https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG23HBT_T20C16A9CC1000/ 点滴に異物?患者中毒死 横浜の病院、殺人容疑で捜査] | 日本経済新聞 2016年9月23日</ref>。 | '''特定医療法人財団慈啓会 大口病院'''とは、神奈川県横浜市神奈川区にある医療機関である。系列には急性期の[[大口東病院]]や、大口[[訪問看護]]ステーションなどがある。病床数は85床の[[ケアミックス]]病院である。2016年9月、入院中の男性患者が死亡し、[[司法解剖]]の結果、死因が中毒死と判明したと明らかになった<ref name="nikkei">[https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG23HBT_T20C16A9CC1000/ 点滴に異物?患者中毒死 横浜の病院、殺人容疑で捜査] | 日本経済新聞 2016年9月23日</ref>。 | ||
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[[画像:Oogutikisyakaiken.jpg |thumb|250px|記者会見に応じる院長]] | [[画像:Oogutikisyakaiken.jpg |thumb|250px|記者会見に応じる院長]] | ||
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神奈川県警は現場の状況などから、何者かが男性の[[点滴]]に異物を混入した疑いがあるとみて、殺人事件と断定。神奈川署に捜査本部を設置し、捜査を始めた。捜査本部は同月14日、同病院の2~4階に入院していた[[患者]]50人全員の[[血液]]を採取して鑑定した結果、[[界面活性剤]]の成分は検出されなかったと明らかにした<ref name="nikkei3">[https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14H3U_U6A011C1CC0000/ 界面活性剤、入院患者からは検出されず 横浜・大口病院] | 日本経済新聞 2016年10月14日</ref>。4階ナースステーションで保管されていた未使用点滴約50袋のうち約10袋でゴム栓部分の保護シールに注射器の針で開けたような穴が見つかり、特捜本部が中身の鑑定を進めていた。穴が開いた点滴には2人以外の名前が書かれたものもあった。中毒死した2人の体内や点滴から同じタイプの界面剤成分が検出された。ステーションにあった消毒液「[[ヂアミトール]]」が混入された疑いがあるとみて調べている<ref name="nikkei4">[https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H0S_Z11C16A0CC0000/ 未使用点滴にも界面剤 横浜患者殺害、不特定多数狙う?] | 日本経済新聞 2016年10月19日</ref>。 | |||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
*[[ベンザルコニウム塩化物]] | |||
== 外部リンク == | == 外部リンク == | ||
[http://www.jikei-o.or.jp/oguchi/ 特定医療法人財団 慈啓会 大口病院] | [http://www.jikei-o.or.jp/oguchi/ 特定医療法人財団 慈啓会 大口病院] |
2017年10月15日 (日) 22:04時点における版
特定医療法人財団慈啓会 大口病院 | |
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ファイル:Ooguti.jpg | |
情報 | |
正式名称 | 特定医療法人財団慈啓会大口病院 |
許可病床数 |
85床 一般病床:42床 療養病床:43床 |
管理者 | 鈴木 峻(院長) |
所在地 |
〒221-0002 神奈川県横浜市神奈川区大口通130 |
特定医療法人財団慈啓会 大口病院とは、神奈川県横浜市神奈川区にある医療機関である。系列には急性期の大口東病院や、大口訪問看護ステーションなどがある。病床数は85床のケアミックス病院である。2016年9月、入院中の男性患者が死亡し、司法解剖の結果、死因が中毒死と判明したと明らかになった[1]。
詳細は「大口病院#点滴連続中毒死事件」を参照。
診療科目
診察時間
予防接種
交通
- JR横浜線「大口駅」西口・徒歩3分
保有医療機器
点滴連続中毒死事件
2016年9月、入院中の男性患者2名が死亡し、司法解剖の結果、死因が中毒死と判明したと明らかにした[2]。 神奈川県警は現場の状況などから、何者かが男性の点滴に異物を混入した疑いがあるとみて、殺人事件と断定。神奈川署に捜査本部を設置し、捜査を始めた。捜査本部は同月14日、同病院の2~4階に入院していた患者50人全員の血液を採取して鑑定した結果、界面活性剤の成分は検出されなかったと明らかにした[3]。4階ナースステーションで保管されていた未使用点滴約50袋のうち約10袋でゴム栓部分の保護シールに注射器の針で開けたような穴が見つかり、特捜本部が中身の鑑定を進めていた。穴が開いた点滴には2人以外の名前が書かれたものもあった。中毒死した2人の体内や点滴から同じタイプの界面剤成分が検出された。ステーションにあった消毒液「ヂアミトール」が混入された疑いがあるとみて調べている[4]。
脚注
- ↑ 点滴に異物?患者中毒死 横浜の病院、殺人容疑で捜査 | 日本経済新聞 2016年9月23日
- ↑ 別の男性患者1人も中毒死 横浜患者殺害 | 日本経済新聞 2016年9月26日
- ↑ 界面活性剤、入院患者からは検出されず 横浜・大口病院 | 日本経済新聞 2016年10月14日
- ↑ 未使用点滴にも界面剤 横浜患者殺害、不特定多数狙う? | 日本経済新聞 2016年10月19日