アルカローシス
ナビゲーションに移動
検索に移動
アルカローシス(英語:alkalosis)とは、通常時は7.35~7.45程度である血中pH(血液のpH)が、7.45を上回った(塩基性に傾いた)状態のことである。
逆に7.35を下回った(酸性に傾いた)状態をアシドーシスという。
概要
アルカローシスは体内の酸塩基平衡を塩基側(アルカリ性)に傾けさせようとしている何らかの力が働いている状態である。
アルカローシスはその原因により大きくわけて、過呼吸や頻呼吸、低酸素状態などによる呼吸性アルカローシスと、嘔吐や胃液吸引、アルカリ剤大量投与、大量輸血などによる代謝性アルカローシスに分けられる。