DICOM
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DICOM(ダイコム)とは、Digital Imaging and COmmunication in Medicineの頭文字をとったCT(コンピュータ断層撮影)やMR(核磁気共鳴画像法)、CR(コンピュータX線撮影)などの医用画像機器で撮影した医用画像の画像フォーマットおよび医用画像機器間の通信プロトコルを定義した標準規格である。
正式な規格名は「DICOM 3.0」である。米国放射線学会 (ACR) と北米電子機器工業会 (NEMA)が共同で開発・発表した医用画像機器間の接続規格であるACR-NEMA 1.0 (1985年)、ACR-NEMA 2.0 (1988年)に続く規格であったが、仕様が劇的に大規模化したことを受けACR-NEMA 3.0からDICOM 3.0 (1993年)と名称変更されることとなった。併せて新たにDICOM Standards Committeeという団体が設立され、規格制定および追加・変更を行うようになった。