「ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型」の版間の差分
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2013年11月27日 (水) 15:04時点における版
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型 (英語:Haemophilus influenzae Type b, Hib)とは、真正細菌であるインフルエンザ菌の一種である。
なお、インフルエンザ菌とインフルエンザウイルスはまったくの別物である点に注意する必要がある。
名称について
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)は名称に「インフルエンザ」と付いているが、これはHibが最初に発見されたのがインフルエンザウイルスに感染した患者からであったことによるものであり、一般的に知られているインフルエンザウイルスとはまったく異なるものである。
概要
Hibはヒトからヒトへ飛沫感染し、鼻腔腔に保菌され、これが病原菌となり、肺炎や喉頭蓋炎、敗血症などの重篤な感染症、全身疾患を引き起こす。
なかでも髄膜に感染するHib髄膜炎(細菌性髄膜炎)は、とくに重篤かつ頻度が高く、予後も非常に悪い病気である。