ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型
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ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型 (英語:Haemophilus influenzae Type b, 略称:Hib)とは、真正細菌であるインフルエンザ菌の一種である。
なお、インフルエンザ菌とインフルエンザウイルスはまったくの別物である点に注意する必要がある。
名称について[編集 | ソースを編集]
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)は名称に「インフルエンザ」と付いているが、これはHibが最初に発見されたのがインフルエンザウイルスに感染した患者からであったことによるものであり、一般的に知られているインフルエンザウイルスとはまったく異なるものである。
なお、あまりにも長い名称なので日本では「ヒブ」と呼ばれることが多い。
概要[編集 | ソースを編集]
Hibはヒトからヒトへ飛沫感染し、鼻腔腔に保菌され、これが病原菌となり、肺炎や喉頭蓋炎、敗血症などの重篤な感染症、全身疾患を引き起こす。
なかでも髄膜に感染するHib髄膜炎(細菌性髄膜炎)は、とくに重篤かつ頻度が高く、予後も非常に悪い病気である。