「モダリティ・コード」の版間の差分

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|「その他」を意味するOtherの略称。分類に困ったときに使う。
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2017年12月13日 (水) 14:09時点における最新版

モダリティ・コード(英語:modality code)とは、DICOM規格が定める形式の医用画像DICOMファイル)を生成した医療機器モダリティ装置)の大まかな種類を、アルファベット2文字で表した物である。

現在では医療機器の開発現場のみならず、医療現場においてもこのアルファベット2文字のモダリティコードで呼ばれるのが一般的となっている。たとえば広く一般的に知られているMRIは現場ではMRと呼ばれる。

主なモダリティコード[編集 | ソースを編集]

DICOM規格で定められているモダリティコードの一覧を列挙する。 なお、新たに登場した医療機器が追加されたり、現在ではほぼ使われることのないマイナーな医療機器が廃止されたりなどの改定は逐次行われており、最新の情報はDICOMの規格書から得ることが望ましい。また、本サイト内に古い記述が見受けられた場合は適宜書き換えて欲しい。

モダリティ
コード
概要
BI 生体磁気計測装置 (Biomagnetic Imaging)
CD (廃止:2008年)Modality of type Color Flow Doppler
CR コンピュータX線撮影装置。俗に言うレントゲン写真のデジカメ版。
CT コンピュータ断層撮影装置。俗に言うCTスキャン
DD (廃止:2008年)Modality of type Duplex Doppler
DG 近赤外線透視装置 (Diaphanography) - X線透視装置に似ているがX線ではなく近赤外線を使う
DX X線透視装置 (Digital Radiography) - DR装置透視テレビとも呼ばれる
EC (廃止)Modality of type Echo cardiography
EM Modality of type Electron Microscope
ES 内視鏡 (Endoscope
GM Modality of type General Microscopy
LS Modality of type Laser Surface Scan
MA 磁気共鳴血管画像 (Magnetic Resonance Angiography,MRA) - MRIを用いて撮影した血管の画像
MG マンモグラフィ (乳房X線撮影)
MR 核磁気共鳴画像、世間一般にはMRIという名称の方が浸透している。
MS (廃止)Modality of type Magnetic Resonance Spectroscopy
NM Modality of type Nuclear Medicine
OT 「光干渉断層撮影」optical ophthalmic tomography
PT ポジトロン断層撮影装置 (Positron Emission TomographyPET)
RF Modality of type Radio Fluoroscopy
RG Modality of type Radiographic Imaging (conventional film screen)
RT Modality of type Radiation Therapy
SC セカンダリ・キャプチャ
SM Modality of type Slide Microscopy
ST (廃止:2008年)Modality of type Single-Photon Emission Computed Tomography
TG サーモグラフィ (Thermography)
US 超音波検査装置 (Ultra Sound)
VL 光線治療器
XA X線血管撮影装置
XC 一般的なデジカメで撮影した写真をDICOMファイル化したもの。OTSCとは何故か区別されている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]