肛門癌

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肛門癌 (こうもんがん、英:anal cancer)とは、肛門の入り口から約3cmにわたる管状の部分(肛門管)に生じる癌の総称である。

組織型からみると、肛門癌の大部分は扁平上皮癌だが、肛門管上皮は多様な上皮組織が存在するため、腺癌類基底細胞癌悪性黒色腫ページェット病パジェット病)、ボーエン病など、さまざまなタイプの癌が発生する。

の発育形式は、肛門管のなかから発生した管内型と、肛門管の外から発生した管外型に分類される。

大腸癌の発癌件数を100%とすると、肛門癌は4%程度であり、その頻度は稀である。一般的に肛門癌は60~70歳に最も多く発生し、肛門管の上部にできるは比較的女性に多く、肛門縁にできるがんは男性に多くみられる。米国癌協会の調査では、2009年の米国においては5290件が肛門癌と診断され、その内訳は女性が約3000人、男性が約2000人であったと推定されている。