異所性感染
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異所性感染(読み:いしょせいかんせん、英語:heterotopic infection)とは、常在細菌が本来の定着部位と別の場所に感染することをいう。
概要[編集 | ソースを編集]
常在細菌が本来の定着部位に存在している分には何ともないが、本来の定着部位ではない別の場所に感染する事により様々な病気が起きるというものである。
異所性感染は、尿管における大腸菌の感染や、口内の怪我や抜歯後から口腔内の常在細菌(レンサ球菌)が血流に入り心臓に感染して起こる心内膜炎などが知られている[1][2]。同様に口腔内の常在細菌が肺に入り引き起こされる誤嚥性肺炎なども知られている。
関連項目[編集 | ソースを編集]
参考文献[編集 | ソースを編集]
- ↑ 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、42ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月
- ↑ 神戸大学 腸管外病原性大腸菌(ExPEC)における病原因子の特定に資する研究のページ