免疫不全症
ナビゲーションに移動
検索に移動
免疫不全症(読み:めんえきふぜんしょう、英語:immunodeficiency disease)とは、なんらかの原因により生体の防御機構である免疫が弱まる状態(免疫不全)によって起きる疾患のことである。
概要[編集 | ソースを編集]
分類[編集 | ソースを編集]
病因による分類[編集 | ソースを編集]
免疫不全症は、免疫機構自体の障害によって起こる原発性免疫不全症と、外因や免疫系以外の基礎疾患が原因となって起こる続発性免疫不全症に大分類される。前者は遺伝的原因によるものが大部分を占め、後者は副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤の投与、感染症、悪性腫瘍などが原因となる。免疫不全症は免疫機構のどこが侵されるかによって多様な状態を示す。
原発性免疫不全症[編集 | ソースを編集]
- 先天性無γ-グロブリン血症(Bruton型)
- 胸腺無形成症(DiGeorge症候群)
- T細胞系の欠損による胸腺や副甲状腺の発生異常(欠損)。低カルシウム性テタニーを起こす。
- 毛細血管拡張性失調症(Louis-Bar症候群)
続発性免疫不全症[編集 | ソースを編集]
後天性免疫不全症候群(通称:エイズ)が有名。
免疫機構による分類[編集 | ソースを編集]
免疫不全症は免疫系機構より、以下の3つに大分類される。