血腫
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血腫 Haematoma | |
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分類及び外部参照情報 | |
ICD-10 | T14.0 |
DiseasesDB | 5487 |
MeSH | D006406 |
血腫(けっしゅ、英:hematoma、ヘマトーマ)とは、出血により血管外へ流れ出た血液が体内・組織内に溜り排出されない状況を言う。 また、その血液が腫瘤(しゅりゅう)状になり固まった状態で組織内に滞留したもののことである。
血腫が皮下にできて目に見える状態のうち、小さいものは俗にいう「血まめ」、大きいものになると「あざ」と呼ばれる。 皮下血腫などと小難しそうに言う場合もある。
概要[編集 | ソースを編集]
<youtube size="medium" align="right">4-JrEg7UQow</youtube> 血腫(ヘマトーマ)とひとことで言ってもその原因は様々である。 有名な疾患としては脳の血管から出血し血液がたまる脳出血などがある。
冠動脈カテーテルなどでは、カテーテルを挿入した際に柔らかい血管が損傷し、血管壁に血腫(ヘマトーマ)ができ、それにより血流低下し、最悪の場合はショックを起こすことがある。
分娩後(主に会陰切開)や手術後の場合は、裂傷の縫合が不完全で、完全に止血しなかった際にできるものと相場が決まっている。 稀に体質により血腫(ヘマトーマ)になる場合もあるので一概に手抜きとは言えないが、そのようなケースは非常に稀であり、術者の腕によるところが大きい。
血腫(ヘマトーマ)は早めに除去すると、術後の回復が早まり、手術痕も綺麗になりやすい(見た目が良くなる)と言われている。 とくに見た目は分娩後や包茎手術などでは大変重要視されており、その手際の良さをアピールしている医療機関も多い。