ピッチ係数

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ピッチ係数とは、ヘリカルCTで使用される用語であり、シングルスライスCTとマルチスライスCTで定義が異なる。

シングルスライスCT[編集 | ソースを編集]

シングルスライスCTにおけるピッチは「ガントリーが360度1回転した際にテーブルが移動した距離を、ビームコリメーションで割ったもの」と定義されている。

例えば、テーブルが1回転で5mm移動し、ビームコリメーションが5mmの場合、ピッチは5mm÷5mm=1.0となる。


ピッチの選択は、画質と患者の線量の両方に影響する。

P = 1.0:X線ビームは隣接する回転に対して連続しています。

P > 1.0:X線ビームは隣接する回転に対して連続していません。つまり、X線ヘリックスには隙間がありますが、全体積は照射されたままで、回転あたりの投影数が少ないだけです。

P < 1.0:X線ビームの重なりがある;すなわち、組織の体積がスキャンごとに1回以上照射される。

したがって、ピッチが1.0を超えると、患者の線量は低下するが、画質は低下します(得られる投影が少なくなり、結果としてSNRが低下する)。逆にピッチが1.0未満の場合、画質は良くなるが、患者の線量は高くなる。

マルチスライスCT[編集 | ソースを編集]

マルチスライスCTにおけるピッチは「ガントリーが360度1回転した際にテーブルが移動した距離を、同時に取得したすべてのスライスの総厚さで割ったもの」と定義されている。

関連項目[編集 | ソースを編集]