ニュース:慈恵病院、日テレ放送のテレビドラマ「明日、ママがいない」に中止要請

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【2014年1月17日】 親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(マスコミ通称:赤ちゃんポスト)を設置する熊本市の慈恵病院は2014年1月16日、日本テレビ系列で放映された児童養護施設が舞台の連続ドラマ「明日、ママがいない」について、「養護施設子どもや職員への誤解偏見を与え、人権侵害だ」として、放送中止を申し入れると明らかにした。

概要[編集 | ソースを編集]

問題のドラマは、2014年1月15日に第1回が放映された「明日、ママがいない」。

ドラマ内で「赤ちゃんポスト」に預けられた子に「ポスト」というあだ名が付けられており、日本テレビの行為は慈恵病院は「預けられた子どもを傷つけ、精神的な虐待であり、人権侵害になる」と批判した。

養護施設の描写についても「職員が子どもに暴言を吐き、泣くことを強要するなど、現実と懸け離れた許される脚色や演出の範囲を逸脱しているシーンが多すぎ、誤解や偏見、差別を与える」と指摘。近く日本テレビに対して口頭と文書で放送中止を要請するとともに、ドラマ制作経緯の説明を求める。

また、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会への審議の申し入れも検討している。

主な見解[編集 | ソースを編集]

全国児童養護施設協議会[編集 | ソースを編集]

全国児童養護施設協議会は「子どもたちの人権を無視する内容だ」として、近日中に見解を表明する方針。

日本テレビ総合広報部[編集 | ソースを編集]

一方、日本テレビは「ドラマは子どもたちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい」とのコメントを発表した。

第2回以降も予定通り放送を続けるとし「ぜひ最後までご覧いただきたいと思います」とした。

関連項目[編集 | ソースを編集]