DICOMタグ/0028/0100

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DICOMタグ
(0028,0100)
英語名称 Bits Allocated
VR US
VM 1

DICOMタグの(0028,0100)とは、画像データの1ピクセルを格納するのに使っているビット数が記述されているタグである。

概要[編集 | ソースを編集]

画像データの1ピクセルを格納するのに使っているビット数が記述されているタグである。 この値のうち、実際に使っているビット数は「Bits Stored(0028,0101)」に格納されている。

通常は8の倍数(いわゆる1バイト単位)であり、実際に使っているビット数(0028,0101)を格納しきれる最小のバイト数をビット数にした値となっているのが一般的である。

注意点[編集 | ソースを編集]

Bits Allocated(0028,0100)、Bits Stored(0028,0101)、High Bit(0028,0102)の関係は図解にしないと解りにくい。


主なパターン[編集 | ソースを編集]

グレイスケール[編集 | ソースを編集]

  • 8
    まずない。もしかするとあるかもしれない。
  • 16
    CRCTMRなど、いわゆる放射線科で扱うモダリティは99%これである。実際に使っているビット数はBits Stored(0028,0101)で知る必要がある。

カラー[編集 | ソースを編集]

カラー画像は放射線科以外の部門で生成された各種画像を強引にDICOMファイル化してDICOMサーバーに格納するような場合に多い。

  • 8
    パレットカラー(256色)。超音波検査装置などに多い。
  • 16
    ハイカラー(65536色)。稀に16ビットのパレットカラーも存在するので注意すること。そもそもあまり見かけることはない。
  • 24および32
    トゥルーカラー(16,777,216色)。内視鏡装置などに多い。
  • 48および64
    ディープカラー(10億色以上)。ほぼデジタル一眼レフカメラと思って間違いない。病理検査の写真(RAWデータ)を強引に入れるような場合に登場することもある。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]