「DCMTK/echoscu」の版間の差分

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=== [[SOPクラス]] ===
=== [[SOPクラス]] ===
echoscuアプリケーションの[[SOPクラス]]は次の通りである。
echoscuアプリケーションの[[SOPクラス]]は次の通りである。
* Verification SOP Class : 1.2.840.10008.1.1
{|class="wikitable"
|-
! SOP Class Name
! SOP Class UID
|-
| Verification SOP Class
| 1.2.840.10008.1.1
|}


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2012年8月2日 (木) 13:22時点における版

DCMTKechoscuコマンドとは、DICOMに規定されるVerification SOP Class(検証SOPクラス)のサービス・クラス・ユーザーSCU)実装である。

概要

echoscuは、サービス・クラス・プロバイダー(SCP)にDICOM C-ECHOメッセージを送信し、その応答を待つ。

echoscuコマンドは、主にDICOM通信の基本的なDICOMネットワーク接続確認を行うのに用いる。インターネットにおけるpingコマンドに近い存在であるが、echoscuはpingとは異なり、DICOM通信における接続処理(接続認証含む)まで行うので、基本的なDICOM通信の接続設定が間違っていないかの確認まで行えます。

応用例

応用的な使い方の例としては、たとえばOsiriXにおいては設定済みのDICOMプリンタの電源が入っており、かつ使える状態かを表示するインジケータの値として、定期的に本コマンドを実行し、その結果を用いている。

コマンド概要

 echoscu [options] peer port


DICOM準拠について

SOPクラス

echoscuアプリケーションのSOPクラスは次の通りである。

SOP Class Name SOP Class UID
Verification SOP Class 1.2.840.10008.1.1


関連項目

参考文献

外部リンク