「末梢神経系」の版間の差分

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== 切断 ==
== 切断 ==
末梢神経系が切れると主に次の3つの症状が現れる。
末梢神経系が切れると主に次の3つの[[症状]]が現れる。
# 伝導の途絶(麻痺、知覚の消失、発汗の消失など)
# 伝導の途絶([[麻痺]]、[[知覚]]の消失、[[発汗]]の消失など)
# 切断部より先の神経の変性
# 切断部より先の[[神経]]の[[変性]]
# 筋肉や帰宅受容体、皮脂腺の萎縮
# [[筋肉]]や[[帰宅受容体]]、[[皮脂腺]]の[[萎縮]]


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2013年4月30日 (火) 14:54時点における最新版

末梢神経系(まっしょうしんけいけい、Peripheral Nervous System、PNS)とは、神経系のうち、中枢神経系および脊髄)以外の中枢神経系から伸び、体の各部に存在する運動・知覚・交感の3つを司る神経線維および神経節のことである。

神経組織は大まかに中枢神経系および脊髄)と末梢神経系(神経繊維および神経節)に分けることができるが、これは遙か昔の人々が肉眼で見て大雑把に二分したものなので、どこからどこまでが中枢神経系で、どこからどこまでが末梢神経系である、という明確な区切りがあるわけではなく、あくまで便宜的なものである。

細分類[編集 | ソースを編集]

末梢神経系はさらに、体の知覚および運動を制御する体性神経系と、内臓血管などの自動的制御に関わる自律神経系とに大別される。

接続[編集 | ソースを編集]

中枢神経系が本能的な行動や外部情報を統合し、個体の意思決定を担っている。一方、末梢神経系は外部から情報を入力し中枢に伝え、また中枢からの出力に対し筋肉など効果器官への伝達を行う。

パソコンに例えると、CPUやメモリ、チップセットに相当するのが中枢神経系、キーボードやマウス、ディスプレイに相当するのが末梢神経系である。当然のように個体として動作するには両者の強調が大切である。

切断[編集 | ソースを編集]

末梢神経系が切れると主に次の3つの症状が現れる。

  1. 伝導の途絶(麻痺知覚の消失、発汗の消失など)
  2. 切断部より先の神経変性
  3. 筋肉帰宅受容体皮脂腺萎縮

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]