「モダリティ」の版間の差分

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'''モダリティー''' ('''Modality''')とは、[[CT]]や[[MRI]]、[[超音波診断装置]]などに代表される[[医用画像機器]] ([[モダリティ装置]])で用いられる単位である。「あのモダリティーは~」などのように用いる。
'''モダリティ''' ('''Modality''')とは、[[CT]]や[[MRI]]、[[超音波診断装置]]などに代表される[[医用画像機器]] ([[モダリティ装置]])の総称(通称)であり、またそれらの単位として用いられる医療用語である。「あのモダリティは~」などのように用いられる。


== モダリティーコード ==
なお、「モダリティ」と[[monobook:長音|長音]]を省略して表記することが多い。
[[DICOM]]規格では[[DICOMファイル]]を生成したモダリティー装置の大まかな種類をアルファベット2文字のモダリティーコードで定義している。現在では[[医療機器]]の開発現場のみならず、医療現場においても、このアルファベット2文字のモダリティーコードで呼ばれるのが一般的となっている。たとえば広く一般的に知られている[[MRI]]は現場ではMRと呼ばれる。
<!--が、内閣告示に従えば長音を省略してはならず、少なくとも国公立の[[医療機関]]や役所などへ提出する文書などでは絶対厳守である。-->


{|border="1" cellpadding="1" cellspacing="0"
== [[モダリティコード]] ==
|-
[[DICOM]]規格では[[DICOMファイル]]を生成した[[モダリティ装置]]の大まかな種類をアルファベット2文字の[[モダリティコード]]として定義している。現在では[[医療機器]]の開発現場のみならず、医療現場においても、このアルファベット2文字のモダリティコードで呼ばれるのが一般的となっている。たとえば広く一般的に知られている[[MRI]]は現場では[[MR]]と呼ばれる。
!モダリティー<br/>コード
 
!概要
詳細は「[[モダリティコード]]」のページを参照。
|-
|BI
|Modality of type Biomagnetic Imaging
|-
|CD
|(廃止:2008年)Modality of type Color Flow Doppler
|-
|[[CR]]
|[[コンピュータX線撮影装置]]
|-
|[[CT]]
|[[コンピュータ断層撮影装置]]
|-
|DD
|(廃止:2008年)Modality of type Duplex Doppler
|-
|[[DG]]
|[[近赤外線透視装置]] ([[Diaphanography]]) - [[X線透視装置]]に似ているが[[X線]]ではなく[[近赤外線]]を使う
|-
|DX
|[[X線透視装置]] ([[Digital Radiography]]) - [[DR装置]][[透視]][[テレビ]]とも呼ばれる
|-
|EC
|(廃止)Modality of type Echo cardiography
|-
|EM
|Modality of type Electron Microscope
|-
|[[ES]]
|[[内視鏡]] ([[Endoscope]]
|-
|GM
|Modality of type General Microscopy
|-
|LS
|Modality of type Laser Surface Scan
|-
|MA
|[[磁気共鳴血管画像]] ([[Magnetic Resonance Angiography]],[[MRA]]) - [[MRI]]を用いて撮影した[[血管]]の画像
|-
|[[MG]]
|[[マンモグラフィー]] ([[乳房X線撮影]])
|-
|[[MR]]
|[[核磁気共鳴画像]]、世間一般には[[MRI]]という名称の方が浸透している。
|-
|MS
|(廃止)Modality of type Magnetic Resonance Spectroscopy
|-
|NM
|Modality of type Nuclear Medicine
|-
|[[OT]]
|その他、Otherの略称
|-
|[[PT]]
|[[ポジトロン断層撮影装置]] ([[Positron Emission Tomography]]、[[PET]])
|-
|RF
|Modality of type Radio Fluoroscopy
|-
|RG
|Modality of type Radiographic Imaging (conventional film screen)
|-
|RT
|Modality of type Radiation Therapy
|-
|[[SC]]
|[[セカンダリ・キャプチャ]]
|-
|SM
|Modality of type Slide Microscopy
|-
|ST
|Modality of type Single-Photon Emission Computed Tomography - Retired 2008
|-
|[[TG]]
|[[サーモグラフィー]]
|-
|[[US]]
|[[超音波検査装置]] ([[Ultra Sound]])
|-
|[[VL]]
|[[光線治療器]]
|-
|[[XA]]
|[[X線血管撮影装置]]
|-
|[[XC]]
|一般的なデジカメ
|}


== 主な製品 ==
== 主な製品 ==
* [[Raffine]]
* [[Raffine]]
* [[MobileDaRt Evolution]]
* [[MobileDaRt Evolution]]
== 関連項目 ==
* [[医療機器]]
* [[医用画像]]
* [[モダリティ・メーカー]] - モダリティを作っている企業の総称。
* [[モダリティ・コード]] - DICOM規格が定めるモダリティの分類を2文字で表したもの。
* [[モダリティ・ワークリスト・マネージメント]]([[Modality Worklist Management]]、略:[[MWM]])
== 参考文献 ==
{{reflist}}
== 外部リンク ==


{{Medical-stub}}
{{Medical-stub}}

2012年8月11日 (土) 02:24時点における最新版

モダリティ (Modality)とは、CTMRI超音波診断装置などに代表される医用画像機器 (モダリティ装置)の総称(通称)であり、またそれらの単位として用いられる医療用語である。「あのモダリティは~」などのように用いられる。

なお、「モダリティ」と長音を省略して表記することが多い。

モダリティコード[編集 | ソースを編集]

DICOM規格ではDICOMファイルを生成したモダリティ装置の大まかな種類をアルファベット2文字のモダリティコードとして定義している。現在では医療機器の開発現場のみならず、医療現場においても、このアルファベット2文字のモダリティコードで呼ばれるのが一般的となっている。たとえば広く一般的に知られているMRIは現場ではMRと呼ばれる。

詳細は「モダリティコード」のページを参照。

主な製品[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]