催奇形性
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催奇形性(読み:さいきけいせい、英語:teratogenesis)とは、先天性の奇形のうち、外表または身体内部における形の異常が発生することをいう。
概要[編集 | ソースを編集]
受精卵が薬物などの影響により、遺伝子や染色体に異常を起こす、胎芽や胎児に作用して異常を起こす、などにより奇形が発生することをいう。
かつて日本でもサリドマイドという睡眠薬により309人のサリドマイド胎芽病の患者が発生した(子供が生まれた)。 その後の追跡調査で、そのサリドマイド胎芽病の子供たちが成長し産んだ子供たちが総じて健康な健常者であったことから、催奇形性は遺伝しないとされている。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- サリドマイド事件
- ファビピラビル - インフルエンザの治療薬
- 先天性代謝異常
- 先天性奇形 - ネコ鳴き症候群など
- ダウン症 - 21番目の染色体が1本多いもの
- ターナー症候群 - 性染色体のうちYを欠く
- サリドマイド胎芽病 - サリドマイドによる
- 風疹 - 妊娠5ヶ月までの妊婦が風疹に罹ると胎児に奇形が生じることがある
- 小頭症 - 放射線による。器官形成から出産までの期間に被曝をした場合に好発すると言われる
- 胎性水俣病
- 脳性麻痺