循環器科
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循環器科(じゅんかんきか)とは、主に内科の一分野であり、語源である心臓学(Circulation)の名称からわかるように、心臓を研究する分野として発展し、心臓、冠動脈、大動脈、血圧などの循環器(Circulation)全体を取り扱う分野である。外科分野においては心臓血管外科学が携わる。
疾患[編集 | ソースを編集]
循環器学領域で扱われる最も基本的であり、循環器学の原点ともいえる疾患の高血圧や、カテーテル治療の発展と共に急速に発達してきている循環器学の花形たる治療領域である虚血性心疾患、不整脈、心筋症、大動脈瘤、心不全といったものがみられる。
検査[編集 | ソースを編集]
臨床医学の象徴ともいえる聴診や20世紀初頭から用いられた心電図、近年、循環器領域で最も基本となる心臓超音波検査、心不全の兆候などを調べるX線撮影検査、大動脈や冠動脈などの血管病変に対する評価として用いられるCT検査などがある。
治療[編集 | ソースを編集]
内科学、小児科学を含め、循環学領域で行われるのは、循環器内科学で最も一般的となっているカテーテル治療。降圧剤、抗不整脈剤などによる薬物治療、ペースメーカー、除細動器、大動脈内バルーンパンピングなどの補助循環、人工心肺などがある。