「放射線診断医」の版間の差分
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2011年3月23日 (水) 09:58時点における版
放射線診断医とは、レントゲン写真やコンピューター断層撮影(CT)などの医用画像から癌などの病巣を見抜く(読影という)、臓器別の専門を越えた横断的な知識や経験を有する診断に特化した専門医。医療業界では放射線科医または読影医(どくえいい)と呼ばれることの方が多い。
放射線科医は、ヨード造影剤 (安定ヨウ素剤のひとつ)の静脈注射なども行う。一般的に注射は看護師が行うというイメージがあるが、ヨード造影剤の静脈注射については、アレルギー反応をおこす危険があるため、可能な限り医師が行うものとなっている。これは法的に明示的に規制はされているものではないが、1951年に出された厚生省からの通知により「看護師の業務の範囲を超えるもの」とされてきたためである。その後、医師不足が深刻化したことで、2002年1月に厚生労働省から新たに「診療の補助行為の範疇として取り扱うもの」と再定義を行う通知が出され、看護師によるヨード造影剤の静脈注射が可能となった。ただし今なお多くの医療機関では医師が行うのが通例となっている。
認知度
病院施設などにおいて患者と対面す(表に出る)職種ではないこともあり、日本医学放射線学会や日本放射線科専門医会、医会による広報活動は行われているものの、日本においての認知度は高いとは言えない。
一方、欧米では読影医の診断に対して絶対的な力を持つのが一般的である。
その差は保険点数などにも如実に表れている。