「DICOMタグ/0028/1052」の版間の差分
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(ページの作成:「{{DICOM Element | GROUP = 0028 | ELEMENT = 1052 | 英語名称 = Rescale Intercept | 日本語名称 = | VR = DS | VM = 1 | 備考 = }}...」) |
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ピクセルデータ{{DICOM TAG|7FE0|0010}}に格納されている値が画素値でない場合に、その変換式の切片が格納されている。 | |||
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2017年7月27日 (木) 17:08時点における最新版
DICOMタグ (0028,1052) | |
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英語名称 | Rescale Intercept |
VR | DS |
VM | 1 |
DICOMタグの(0028,1052)とは、格納値から画素値への変換式の切片が格納されているタグである。
概要[編集 | ソースを編集]
ピクセルデータ(7FE0,0010)に格納されている値が画素値でない場合に、その変換式の切片が格納されている。
計算に用いる値
SV = Pixel Data (7FE0,0010)の格納値(特定1ピクセルの値) b = Rescale Intercept (0028,1052) m = Rescale Slope (0028,1053) unit = Rescale Type (0028,1054)
上記の値から以下のような計算式で画素値を求めることができる。
出力(unit) = (SV * m) + b
Photometric Interpretation(0028,0004)が「MONOCHROME2」かつBits Stored(0028,0101)が1より大きい場合はの場合は必須タグとなる。 また、Rescale InterceptはPET画像では常にゼロになる。
このRescale Intercept(0028,1052)が0.0、またはRescale Slope(0028,1053)が1.0の場合は、Pixel Data (7FE0,0010)に画素値そのものが格納されているので変換をする必要はない。前述の式を当てはめても同じものが出力されるだけである。