「DICOMタグ/0008/0008」の版間の差分
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診察・診断後に作成した画像、または診察・診断を補助する目的で作成した画像を意味する。 | 診察・診断後に作成した画像、または診察・診断を補助する目的で作成した画像を意味する。 | ||
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オプションなので誰もが好き勝手に入れている項目。 | |||
主に「AXIAL」などと撮影方向が入っていたり、「US_IMAGE」と[[モダリティ]]の大分類が入っていたりする。 | |||
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各特性の並び順(配列でいう添字番号)は決まっており勝手に順不同にしてはいけない。たとえばモダリティ特性を記述せずにその他属性を記述したい場合は以下のように記述する。 | |||
「ORIGINAL\PRIMARY\\HOGEHAGE」 | 「ORIGINAL\PRIMARY\\HOGEHAGE」 | ||
[[PET]] | モダリティ特性とその他属性はオプション項目であるため2つとも記述しない場合は以下のように末尾の区切り文字「\」を省略できる。 | ||
「ORIGINAL\PRIMARY」 | |||
[[PET]]の場合は[[再構成]]したものであっても「ORIGINAL\PRIMARY」とORIGINAL指定になっていることが多い。なぜかは知らない。初期の[[PET]]市場は[[モダリティメーカー]]よりも[[製薬会社]]がほとんであったため[[DICOM]]が浸透していなかったことが原因ではないかと推測される。 | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2017年5月31日 (水) 18:28時点における最新版
DICOMタグ (0008,0008) | |
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英語名称 | Image Type |
日本語名称 | 画像タイプ、画像種別 |
VR | CS |
VM | 2-n |
DICOMタグの(0008,0008)とは、画像がどういった特性の物かが格納されているタグである。
概要[編集 | ソースを編集]
ここで言う画像タイプとは、撮影直後の生データなのか、再構成されたものなか、診察前なのか、診察後なのか、などと言った画像の特性を格納してあるタグである。
画像タイプは「データ特性」と「検査特性」の最低2つの要素から構成される。その他にも必須ではないがモダリティ特性とその他特性が追記されることもある。
データ特性[編集 | ソースを編集]
ORIGINAL[編集 | ソースを編集]
モダリティから生成された生データを意味する。
DERIVED[編集 | ソースを編集]
なんらかの手法により再構成された画像データを意味する。
検査特性[編集 | ソースを編集]
PRIMARY[編集 | ソースを編集]
診察・診断用に撮影した画像を意味する。
SECONDARY[編集 | ソースを編集]
診察・診断後に作成した画像、または診察・診断を補助する目的で作成した画像を意味する。
モダリティ特性[編集 | ソースを編集]
オプションなので誰もが好き勝手に入れている項目。 主に「AXIAL」などと撮影方向が入っていたり、「US_IMAGE」とモダリティの大分類が入っていたりする。
その他特性[編集 | ソースを編集]
オプションなので、これまたモダリティごとに大きくことなる。画像番号が入っていたりすることもある。
備考[編集 | ソースを編集]
各特性の並び順(配列でいう添字番号)は決まっており勝手に順不同にしてはいけない。たとえばモダリティ特性を記述せずにその他属性を記述したい場合は以下のように記述する。
「ORIGINAL\PRIMARY\\HOGEHAGE」
モダリティ特性とその他属性はオプション項目であるため2つとも記述しない場合は以下のように末尾の区切り文字「\」を省略できる。
「ORIGINAL\PRIMARY」
PETの場合は再構成したものであっても「ORIGINAL\PRIMARY」とORIGINAL指定になっていることが多い。なぜかは知らない。初期のPET市場はモダリティメーカーよりも製薬会社がほとんであったためDICOMが浸透していなかったことが原因ではないかと推測される。