「うがい薬」の版間の差分
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特に、かぜが流行っているときは、うがい薬の効果が期待できます。かぜの[[細菌]]や[[ウイルス]]は、うがい薬と接触すると約10秒で検出限界以下に減るという実験結果があります。 | 特に、かぜが流行っているときは、うがい薬の効果が期待できます。かぜの[[細菌]]や[[ウイルス]]は、うがい薬と接触すると約10秒で検出限界以下に減るという実験結果があります。 | ||
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2011年3月29日 (火) 17:39時点における最新版
うがい薬(含嗽薬)には、大別して殺菌消毒用と鎮痛消炎用の2種類がある。
殺菌消毒用のうがい薬[編集 | ソースを編集]
殺菌消毒用のうがい薬は、風邪の予防や口内炎の治療などに使われる。主成分はポビドンヨード、塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウムなど。のどや口腔内に付着した細菌を殺菌する効果があり、口臭除去にも有効である。
- イソジンうがい薬
- 新コルゲンコーワ うがい薬ワンプッシュ
- アルペン うがい
鎮痛・消炎用の薬[編集 | ソースを編集]
鎮痛消炎用のうがい薬は、アズレンスルフォン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化リゾチームなどが主成分で、細菌の付着などで損傷を受けたのどや口腔内の粘膜の炎症を鎮める作用がある。
- アストリンゴゾール
- 浅田飴 水溶性アズレンうがい薬
使用方法[編集 | ソースを編集]
うがい薬の使い方のポイントは、説明書に沿って薄めたうがい薬を 3回に分けて使用することです。
1回目のうがいは口の中の汚れを取る目的で、グチュグチュうがいを行ってください。2回目、3回目のうがいは、含みうがいを2~3回した後、上を向いてのどの奥まで液が回るようにガラガラうがいを行ってください。うがい後すぐの飲食は避けると良いでしょう。また、抜歯した後の激しいうがいは避けるようにしましょう。
ウイルスや細菌を体内に入れないために外出先から帰宅したら、うがいをする習慣をつけましょう
予防効果[編集 | ソースを編集]
普通のかぜは、細菌やライノウイルス、アデノウイルスなどによってひきおこされ、咳・鼻づまり・発熱・頭痛などの比較的軽い症状が出ます。伝染する力が強く流行するのが特徴であるインフルエンザは、インフルエンザウイルスがひきおこす病気で、40°Cぐらいの高熱が出て、関節痛などの全身症状が出ます。場合によっては気管支炎・肺炎などの重い病気をひきおこすこともあります。
特に、かぜが流行っているときは、うがい薬の効果が期待できます。かぜの細菌やウイルスは、うがい薬と接触すると約10秒で検出限界以下に減るという実験結果があります。
仕組み[編集 | ソースを編集]
明治製菓のイソジンうがい薬の成分は、ヨウ素とポリビニルピロリドンの複合体であるポビドンヨードです。ヨウ素は水に溶けにくく、ポリビニルピロリドンと結合させると水に溶けやすくなります。細菌やウイルスの表面のタンパク質や脂質をヨウ素が変化させる事によって、細菌やウイルスは形状を維持できなくなります。