DICOM/Verification Service Class

提供:メディカルウェア
2016年5月11日 (水) 12:17時点における1.75.232.233 (トーク)による版
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DICOMにおけるVerification Service Classとは、装置間の存在確認および接続折衝確認を行うサービスクラスである。ようするにEcho SCUとEcho SCPの定義のことである。

概要

Verification Service Classは主にDICOMネットワーク接続確認を行うのに用いる。

これはインターネットの世界で有名なpingコマンドに近い存在であるが、pingは電源とネットワークにさえ繋がっていれば大抵は応答してしまうのに対し、ベリファイサービスでは、DICOM通信における相手先のプロセス(サービス,AE)が立ち上がってるかの確認、また接続折衝処理(接続認証含む,Association)まで行うのでDICOM通信の接続設定が間違っていないかの確認などを行える。

たとえばネットワーク接続すら出来なければ相手側の電源が入っていない、ケーブルが断線しているなどの可能性がある。 また、ネットワーク接続が出来ても相手がエラーを返してくれば接続設定が間違っている可能性があるとわかる。

DICOMではすべてのSCPはVerification Service Classの実装が必須要件となっている。 また、SCUでも可能な限り実装すること(ツールを提供すること)が推奨されている。 SCU製品の場合はdcmtkあたりを同梱しておけば良い。 むしろその方が、わざわざ車輪の再発名をして混乱を招くよりも良い。

実装

Verification Service Classの実装に用いられる各種クラスなどを記述する。

SOP Class
DIMSE

関連項目