家族歴 (Family History,FH)とは、診断をおこなう上で、病因を探るために、患者の家族の病歴や環境などについて調査、記録することである。
家族歴によって先天的に受け継がれる遺伝的疾患の可能性を推測、判断することができるほか、環境的要因によって発生する疾患の可能性を見極めることができる。たとえば「家族に喫煙者はいるか?」などというのも家族歴のひとつである。