心胸郭比
(Cardio Thoracic Ratioから転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
心胸郭比(Cardio Thoracic Ratio, CTR)とは、胸郭に対する心臓の大きさの比のことで、胸部X線画像から心臓の拡大の程度を簡単に知る便宜的な方法であり、維持透析患者の目標体重(ドライウェイト)を決める指標にもなっている。
その計測方法は医師によりまちまちであり、本当に簡便なものから、微妙に高精度なものまであるが、どの手法を用いても心胸郭比はそれほど厳密のものではない。 たとえば単純撮影する際の姿勢が「立位」なのか「座位」なのかという点をひとつとっても胸部X線画像は大きく異なってくるためである。
CTRの計測手法は多々あるため、どの手法を用いるかは医療機関ごとに院内ルールとなっている事が多い。