「1回拍出係数」の版間の差分

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'''1回拍出係数'''(いっかいはくしゅつけいすう、英:Stroke Index,SI)とは、[[心臓]]が1回の[[拍動]](はくどう)で送り出す[[血液]]の量を、[[体表面積]](身体の大きさ)あたりに換算した数値のことである。
'''1回拍出係数'''(いっかいはくしゅつけいすう、英:Stroke Index,SI)とは、[[心臓]]が1回の[[拍動]](はくどう)で送り出す[[血液]]の量を、[[体表面積]](身体の大きさ)あたりに換算した数値のことである。


1回拍出係数は、[[1回拍出量]](Stroke Volume,SV)を体表面積(Body Surface Area,BSA,単位:m{{sup|2}})で割った値である。
なお、「1回拍出係数」ではなく単に「[[拍出係数]]」という場合は、1回ではなく1分間あたりを意味する「[[心係数]]」を指していることが多々あり、どちらを意味しているかは前後の文脈から読み取ること。


  1回拍出係数(SI) = [[1回拍出量]](SV) / 体表面積(BSA)
== 概要 ==
1回拍出係数は、[[1回拍出量]](Stroke Volume,SV)を[[体表面積]](Body Surface Area,BSA,単位:m{{sup|2}})で割った値である。
 
  1回拍出係数(SI) = [[1回拍出量]](SV) / [[体表面積]](BSA)


成人の正常値は30~60ml/beats/m{{sup|2}}とされている。
成人の正常値は30~60ml/beats/m{{sup|2}}とされている。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[心拍出量]] (Cardiac Output, CO)
* [[心拍出量]] (Cardiac Output, CO) = [[心室]]が1分間に拍出する血液量 = 1回拍出量(SV) * [[心拍数]]
* [[心係数]] (Cardiac Index, CI) = CO / BSA
* [[心係数]] (Cardiac Index, CI) = CO / BSA
* [[1回拍出量]] (Stroke Volume, SV) = EDV - ESV
* [[1回拍出量]] (Stroke Volume, SV) = EDV - ESV
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* [[左室拡張末期容積]] (End Diastlic Volume, EDV)
* [[左室拡張末期容積]] (End Diastlic Volume, EDV)
* [[左室収縮末期容積]] (End Systolic Volume, ESV)
* [[左室収縮末期容積]] (End Systolic Volume, ESV)
* [[サーモダイリューションカテーテル]] - 最も代表的な静脈用カテーテル([[カテーテル]])
 
* [[サーモダイリューションカテーテル]] = 最も代表的な静脈用カテーテル([[カテーテル]])
* [[血液ガス分析]]
* [[血液ガス分析]]


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
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== 外部リンク ==
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2012年7月29日 (日) 18:57時点における最新版

1回拍出係数(いっかいはくしゅつけいすう、英:Stroke Index,SI)とは、心臓が1回の拍動(はくどう)で送り出す血液の量を、体表面積(身体の大きさ)あたりに換算した数値のことである。

なお、「1回拍出係数」ではなく単に「拍出係数」という場合は、1回ではなく1分間あたりを意味する「心係数」を指していることが多々あり、どちらを意味しているかは前後の文脈から読み取ること。

概要[編集 | ソースを編集]

1回拍出係数は、1回拍出量(Stroke Volume,SV)を体表面積(Body Surface Area,BSA,単位:m2)で割った値である。

1回拍出係数(SI) = 1回拍出量(SV) / 体表面積(BSA)

成人の正常値は30~60ml/beats/m2とされている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]