超ウラン元素
超ウラン元素(ちょううらんげんそ、英語:transuranium elements)とは、ウラン(元素記号:U、原子番号:92)よりも大きな元素の総称である。
概要[編集 | ソースを編集]
ウランを超越した元素のことであり、主な超ウラン元素には、ネプツニウム(元素記号:Np、原子番号:93)やプルトニウム(Pu)、アメリシウム(Am)、キュリウム(Cm)などがある。
原子番号は原子質量順に番号が割り振られているので「92より数字が大きいもの」と覚えておけばよい。
超ウラン元素は天然にはほぼ存在せず、ほぼ原子炉よや加速器の利用により人工的に作られたものである。なお、ネプツニウム239とプルトニウム239については、天然モノのウラン鉱石(≒ウラン238)が自発核分裂し(中性子を捕獲してウラン239になる)、さらにベータ崩壊を起こすことでネプツニウム239となり、さらにさらにベータ崩壊を起こしてプルトニウム239となることで、極々微量であるが自然発生している。
超ウラン元素は半減期が数万年と長いものが多い。
超ウラン元素は地球が誕生したころには天然モノが大量に存在していた可能性はあるが、超ウラン元素の半減期は地球誕生から現在までの時間に比べれば遥かに短いため、ほぼ消滅していると考えられている。
超ウラン元素の名称[編集 | ソースを編集]
超ウラン元素には様々な種類があるが、それぞれの名称は各国・各組織が好き勝手に命名しまくっており、また政治的・外交的な敵対国とは別名を付けてみたり、一言で言えばグダグダである。
これは「10インチくらいの全面液晶な板状のコンピューター」は、Appleの掲げる「パッド」なのか、Android陣営の掲げる「タブレット」なのか、という議論ぐらい不毛な議論である。なおヒューレット・パッカードの掲げた「スレート」という呼び方は一瞬で廃れた。あまり深く考えると脱毛症になる。