血腫

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2011年6月30日 (木) 17:14時点におけるimported>Administratorによる版
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<youtube size="medium" align="right">4-JrEg7UQow</youtube> 血腫(けっしゅ、英: hematomaヘマトーマ)とは、出血により血液が体内、組織内に留まって排出されない状況を言う。血液腫瘤(しゅりゅう)状になり、固まった状態で組織内に滞留する。ようするに血の塊が通称「血まめ」。

脳出血などにより発現する。

分娩後(主に会陰切開)や手術後の場合は、裂傷の縫合が不完全で、完全に止血しなかった際にできるものと相場が決まっている。稀に体質でヘマトーマになる場合もあるので一概に手抜きとは言えないが、そのようなケースは本当に稀である。

冠動脈カテーテルなどでは、カテーテルを挿入した際に、やわらかい血管が損傷し、血管壁にヘマトーマができ、それにより血流低下し、最悪の場合はショックを起こすことがある。

ヘマトーマは早めに除去すると、術後の回復が早まり、手術痕も綺麗になりやすい(見た目が良くなる)と言われている。とくに見た目は分娩後や包茎手術などでは大変重要視されている。

関連項目