「組織特異性造影剤」の版間の差分

2015年1月8日 (木) 22:19時点における版

組織特異性造影剤とは、特定の細胞のみに集積する造影剤のことである。

MRI造影剤として肝細胞に集積する常磁性のガドキセト酸ナトリウム（Gd-EOB-DTPA）が広く利用されている。 Gd-EOB-DTPAは動脈相では通常のGd造影剤と同様に造影される（MRIの画像では高信号で白くなる）。一方、遅延相では正常な細胞にのみ取り込まれ、腫瘍は取り込まれないという特徴がある（MRIの画像では低信号で黒くなる）。

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