シャウカステン

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シャウカステン(独:Schaukasten)とは、医療の場においてX線写真を見る際に用いる蛍光灯などの発光を備えた機器のことである。

概要

シャウカステンは映画やドラマなどで病状を説明するシーンでよく登場する、レントゲン写真を挿し、白く光っているホワイトボードまたは壁のような物のことである。

なお、現在日本では医療機器のデジタル化が進み、それに伴いフィルムレス化も進み、いわゆるPACSDICOMビューアーと呼ばれるシステム(ようするにパソコンと高精細ディスプレイ)で医用画像を見るようになったため、シャウカステンのない医療機関も増えつつある。

ただし、東日本大震災に際して、パソコンも紙のカルテも水没した状況下で、アナログなX線フィルムが何よりも頑丈で有用であったとの報告もあり、シャウカステンを完全に無くすのはどうなのかと疑問も残る。

関連項目

参考文献

外部リンク