「子宮内膜症」の版間の差分

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== 近年の傾向 ==
== 近年の傾向 ==
近年では子宮内膜症が20代から40代にかけて急増しており、その[[患者]]数は昭和40年代と比較し、3倍程度まで急増している。
近年では子宮内膜症の[[患者]]が20代から40代にかけて急増しており、その[[患者]]数は昭和40年代と比較し、3倍程度まで急増している。


子宮内膜症の主な原因として考えられているのは、出産年齢の高齢化(高齢出産)と、出産数の低下(少子化)であるといわれている。
子宮内膜症の主な原因として考えられているのは、出産年齢の高齢化([[高齢出産]])と、出産数の低下(少子化)であるといわれている。


子宮内膜症は月経の期間と比例すると言われており、一昔前であれば多くの女性は若く結婚し、かつ子供をたくさん産むのが一般的であったため、妊娠・授乳期の月経が停止(エストロゲン抑制)している期間が長く、それにより子宮内膜症の[[予防]]と[[自然治癒]]を担っていたと考えられている。
子宮内膜症は月経(生理)の期間と比例すると言われており、一昔前であれば多くの女性は若く結婚し、かつ子供をたくさん産むのが一般的であったため、妊娠・授乳期の月経(生理)が停止([[エストロゲン]]が抑制)している期間が長く、それにより子宮内膜症の[[予防]]と[[自然治癒]]を担っていたと考えられている。


ところが現在のように、女性の結婚出産年齢があがり、少子化が進むにつれ、月経を経験している期間が増加し(妊娠している期間が減少し)、それによりエストロゲンが抑制されない状態が長期間続くことが多くなったことが子宮内膜症が急増した原因と言われている。
ところが現在のように、女性の結婚出産年齢があがり、少子化が進むにつれ、月経(生理)を経験している期間が増加し(妊娠している期間が減少し)、それにより[[エストロゲン]]が抑制されない状態が長期間続くことが子宮内膜症が急増した原因と言われている。


== 好発部位 ==
== 好発部位 ==

2012年7月24日 (火) 11:30時点における最新版

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう、Endometriosis)とは、子宮内膜やそれに類似した組織が、子宮外で増殖する疾患のことである。

概要[編集 | ソースを編集]

子宮内膜症は大雑把に言うと「月経子宮の外側で起こる」ことである。

子宮内膜症はエストロゲン女性ホルモン)と密接な関係にあり、妊娠に備えて内膜は増殖し、受精卵の着床がなければ剥がれ落ち、組織および血液から排泄されるということを周期的に繰り返している(いわゆる月経)。これをコントロールしているのが、エストロゲンなどの女性ホルモンである。

子宮内膜症は、エストロゲンの暴走により、この子宮内膜とよく似た組織が子宮以外の場所で増殖と剥離を繰り返す病気である。 つまり、子宮内膜症は生理がある女性であれば誰でも起こりうる病気と言える。

なお、エストロゲンの分泌が停止する閉経期以後になると、子宮内膜症は急激に減少する。

近年の傾向[編集 | ソースを編集]

近年では子宮内膜症の患者が20代から40代にかけて急増しており、その患者数は昭和40年代と比較し、3倍程度まで急増している。

子宮内膜症の主な原因として考えられているのは、出産年齢の高齢化(高齢出産)と、出産数の低下(少子化)であるといわれている。

子宮内膜症は月経(生理)の期間と比例すると言われており、一昔前であれば多くの女性は若く結婚し、かつ子供をたくさん産むのが一般的であったため、妊娠・授乳期の月経(生理)が停止(エストロゲンが抑制)している期間が長く、それにより子宮内膜症の予防自然治癒を担っていたと考えられている。

ところが現在のように、女性の結婚出産年齢があがり、少子化が進むにつれ、月経(生理)を経験している期間が増加し(妊娠している期間が減少し)、それによりエストロゲンが抑制されない状態が長期間続くことが子宮内膜症が急増した原因と言われている。

好発部位[編集 | ソースを編集]

子宮内膜症の発生しやすいとされる場所は以下のとおりである。

主な治療法[編集 | ソースを編集]

子宮内膜症は月経(生理)を止めることが最善の治療法である。 すなわち患者に妊娠してもらうのが安全確実な治療方法であると言われており、妊娠を望む女性の場合であれば一般的な不妊治療が行われる。

未婚の女性や、妊娠を希望しない場合には、薬剤によって一時的に月経(生理)を止めるという方法がとられる。 これらの手法としては偽妊娠療法偽閉経療法などがある。

主な検査方法[編集 | ソースを編集]

子宮内膜症の検査には、主に腹腔鏡をもちいることが多い。 また、腹腔鏡では検査のみならず、剥離などの治療も同時に行うこともある。

しかし、体外受精などの高度生殖医療を行う医療機関を中心に、腹腔鏡患者の身体への負担が大きく、体外受精も視野に入っているのであれば、できるだけ避けるべきと主張する医師もいる。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]


外部リンク[編集 | ソースを編集]