「レントゲン写真」の版間の差分

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'''レントゲン写真''' ('''X'''-rayted '''P'''hotograph, XP)とは、[[エックス線]]を目的の物質に照射し、透過した[[エックス線]]を写真乾板・写真フィルム・[[イメージングプレート]]、[[プラットパネルディテクター]]などの検出器で可視化することで、内部の様子を知る画像検査法の一種である。
'''レントゲン写真''' ('''X'''-rayted '''P'''hotograph, XP)とは、[[エックス線]]を目的の物質に照射し、透過した[[エックス線]]を写真乾板・写真フィルム・[[イメージングプレート]]、[[プラットパネルディテクター]]などの検出器で可視化することで、内部の様子を知る画像検査法の一種である。


なお、医療現場で英語の略称である「XP」という場合は、主に写真フィルムそのもの、もしくは写真フィルムを[[フィルムデジタイザー]](フィルム用のイメージスキャナ)でデジタル画像化したものを指すのが一般的である。これは[[DICOM]]の[[モダリティ]]記号の規定においてXP画像と[[CR]]画像を区別していることによるものと思われる。
なお、医療現場で英語の略称である「XP」という場合は、主に写真フィルムそのもの、もしくは写真フィルムを[[フィルムデジタイザー]](フィルム用のイメージスキャナ)でデジタル画像化したものを指すのが一般的である。これは[[DICOM]]の[[モダリティ]]記号の規定においてレントゲン写真と[[CR]]([[コンピュータX線撮影]])画像を区別していることによるものと思われる。


[[医療]]のほかにも、空港の手荷物検査などの非破壊検査で利用されている。
[[医療]]のほかにも、空港の手荷物検査などの非破壊検査で利用されている。

2011年5月23日 (月) 14:43時点における版

レントゲン写真 (X-rayted Photograph, XP)とは、エックス線を目的の物質に照射し、透過したエックス線を写真乾板・写真フィルム・イメージングプレートプラットパネルディテクターなどの検出器で可視化することで、内部の様子を知る画像検査法の一種である。

なお、医療現場で英語の略称である「XP」という場合は、主に写真フィルムそのもの、もしくは写真フィルムをフィルムデジタイザー(フィルム用のイメージスキャナ)でデジタル画像化したものを指すのが一般的である。これはDICOMモダリティ記号の規定においてレントゲン写真とCRコンピュータX線撮影)画像を区別していることによるものと思われる。

医療のほかにも、空港の手荷物検査などの非破壊検査で利用されている。

関連項目