拍出
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拍出(はくしゅつ)または駆出(くしゅつ)とは、心臓が拍動(心拍)することにより、血液が送り出されることである。
概要[編集 | ソースを編集]
心周期と呼ばれる心臓の周期的な活動の1回のうち、駆出期に血液が送り出されることであるため、心臓の機能や心臓に直結する血管などを説明をする際には「駆出」という呼び方が多い。
一方で心臓の機能ではなく、その結果である血液や脈拍などを説明をする際には「拍出」という呼び方が多いように思われる。
また英語の呼び方もoutputやoutflow、ejectionなどと様々な記述がなされているが意味は同じである。
1回に拍出される血液の量を1回拍出量といい、1分間に拍出される血液の量を心拍出量という。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- 心拍出量 (Cardiac Output, CO) = 心室が1分間に拍出する血液量 = 1回拍出量(SV) * 心拍数
- 心係数 (Cardiac Index, CI) = CO / BSA
- 1回拍出量 (Stroke Volume, SV) = EDV - ESV
- 1回拍出係数 (Stroke Index, SI) = SV / BSA
- 体表面積 (Body Surface Area, BSA)
- 駆出率 (Ejection Fraction, EF) = (EDV - ESV) / EDV * 100 = SV / EDV * 100
- 左室拡張末期容積 (End Diastlic Volume, EDV)
- 左室収縮末期容積 (End Systolic Volume, ESV)