盲目的操作
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盲目的操作(読み:もうもくてきそうさ)とは、主に手術において視野が確保されない状態で手技を行うことをいう。盲目的操作は非常に危険な操作であるため、可能な限り避けるべきであるとされる。
概要[編集 | ソースを編集]
低侵襲であるとして爆発的に普及した腹腔鏡手術では、腹腔内のカメラが死角に入り、執刀医の手元が映らない状態となってしまう場合があり、そのような状態が生じそうであると認識した場合は迅速に開腹手術に切り替えるべきであるとされている。
なお、この問題を改善しつつ低侵襲を維持する方法として、50-60mmの小切開創から直視下操作を適宜併用するハイブリッド腹腔鏡手術が提唱されている。この方法は欧米諸国では種々の臓器において非常に広く普及しているが、日本においてはまだ普及しているとは言いがたい。