明日、ママがいない
明日、ママがいないとは、日本テレビ系で2014年1月15日(午後10時〜)から放送が始まった児童養護施設で暮らす子どもたちの姿を描く連続ドラマである。
概要
芦田愛菜や鈴木梨央らの人気子役が出演し、第1回の放送では親と暮らせない多くの子どもが暮らす児童養護施設「コガモの家」に、母親が事件を起こし預けられた真希(鈴木)がやって来る。不穏な雰囲気を漂わせるその場所で真希は、リーダーとして圧倒的な存在感を放つポスト(芦田)ら3人の少女と出会う。
TBSが2013年11月25日に放送した慈恵病院を題材としたスペシャルドラマ「こうのとりのゆりかご〜「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来〜」に対抗するため、日本テレビが真逆の内容で作製したものではないかと言われている。
明日、ママがいないは、「女王の教室」「14歳の母」「アイシテル~海容~」と炎上狙いドラマを作りたがる日本テレビと、無茶苦茶で暗い設定の野島ドラマが化学反応を起こし、子供のイジメを助長しているなど批判が殺到し、かつてない論争を巻き起こした。
フィクションなのを理解している視聴者であっても、施設に対しての偏見が芽生える可能性は十分にある。また、対象が非常に限定的であり、分別のつかない子供などが試聴した場合はノンフィクションと勘違いする可能性も非常に高く、大人でも錯覚に陥る可能性がある。「これはフィクションです」のテロップを常時表示しても回避は難しいと思われる。
地上波デジタル放送では分別の付かない子供もテレビを観るであろうことを考慮すると不適切と言わざるをえない。
これに対して日本テレビ総合広報部は「啓発ビデオを作っている訳じゃあねぇんだよ、黙って見てろ、嫌なら見るな」という旨の発表を行った。
視聴率
ビデオリサーチの情報による
- 第1回 - 14.0%(関東地区)
- 同時間帯の横並びではテレビ朝日系「報道ステーション」の17.3%に次いで2位だった。
提供
第1回オープニングタイトル直後(番組開始より9分後あたり)より。次回「明日、スポンサーがいない」乞うご期待。
撮影協力
第1回エンディングのスタッフロールより
衣装協力
第1回エンディングのスタッフロールより
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