陰性造影剤(いんせいぞうえいざい)とは、X線造影剤のうち、空気や炭酸ガス、水、マンガン製剤、鉄製剤などのX線の吸収量が小さい物質をもちいた薬剤のことである。
陰性造影剤は、それ自体が主たる造影剤の役目を果たすわけではなく、陽性造影剤の効果を増大させるものとして補助的に使われる。