DICOM/SOP Class
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DICOMにおけるSOP Classとは、保存や検索などのサービス(DIMSE)と、それらで使われる値(IOD)を規定したもののことである。何を言ってるか分からないと思うが、DICOMプロトコルの「内部」で使われるコマンドとデータの定義のことである。
プログラミング言語を用いた例
ここを読んでいる人の多くは何らかのプログラム言語をかじった事がある人だと思うのでプログラミング言語に例えるが、C#やJavaなどのオブジェクト指向言語のクラス(のソースコード)に相当する。DIMSEがメソッドでIODがメンバ変数(どっちかというと構造体)みたいなものと覚えておけばok。
なお、プログラミング言語なんて知らないよという人は「http://monobook.org」でも見ておこう。
// プログラム言語に例えると、
// HogeHogeSOPがSOPクラス
class HogeHogeSOP {
// IOD(メンバ変数)
public int HogeIOD1;
public int HageIOD2;
// サービス(メソッド)
public void HogeDIMSE(){
}
}
SOP Classに基づいて実際に生成したデータをSOP Instance|SOP Instanceという。
// プログラム言語に例えると、
class Program {
public static void Main() {
// hageがSOPインスタンス
HogeHogeSOP hage = new HogeHogeSOP();
}
}
SOP Classの定義はいっぱいある。
SOP Classを1つ以上使って実際に使えるサービス(機能化)したものをService Classという。こちらも同様にプログラミング言語に例えると、いくつかのクラスを組み合わせて使えるプログラム化したもののことである。