X線一般撮影
ナビゲーションに移動
検索に移動
X線一般撮影(X-rayted Photograph, XP)とは、X線を用いた写真撮影のことである。俗に言うレントゲン写真のことである。
なお、IPやFPDを用いたデジタル一般撮影装置(CR装置)が普及したことで、単純に「レントゲン写真]という場合はアナログな撮影方法を指すことが多く、「X線一般撮影」という場合はデジタルおよびアナログな撮影方法の両方を含む意味であることが一般的となっている。
また、医療現場で英語の略称である「XP」という場合は、主に写真フィルムそのもの、もしくは写真フィルムをフィルムデジタイザー(フィルム用のイメージスキャナ)でデジタル画像化したものを指すのが一般的である。これはDICOMのモダリティ記号の規定においてレントゲン写真とCR(コンピュータX線撮影)画像を区別していることによるものと思われる。
X線一般撮影では、X線発生源とフィルムや検出器の間に撮影対象物を配置し、その透過量を画像化する。たとえば骨はX線を透過しにくいので濃い影となる。
- 胸部X線撮影
- 腹部X線撮影
- 消化管造影
- X線透視撮影
- X線骨塩定量(X線骨密度測定)
関連項目
- CR (コンピュータX線撮影)