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  • 2017年3月、札幌市厚別区の札幌ひばりが丘病院で医療用麻薬を管理する帳簿が2年分なくなっており、三十数品目の麻薬の在庫が書類上の数量と一致しないことが9日、関係者への取材で分かった。病院の管理がずさんだったとして、北海道厚生局麻薬取締部が麻薬取締法違反の疑いで捜査している。関係者によると、昨年11月に病院側から「在庫が合わない」と保健所に連絡があった。同月に北海道や麻薬取締部が立ち入り検査したところ、2013年10月から2年分の帳簿がなく、他の書類との照合から鎮痛用麻薬フェンタニルなどの在庫が足りなくなっている可能性が浮上した。道は管理態勢の改善を指導したが、今年1月の立ち入り検査でも改善されていないことが分かり、麻薬取締部が2月に捜査を開始。当時の帳簿管理者など、既に退職した複数の職員らに事情を聴き、詳しい経緯を調べている。[1]

出典