医用画像
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医用画像(英語:medical image)とは、医療や医学のためにヒトの人体を撮影、または計測した結果を画像化したものである。医用画像を得る過程や技術を医用画像処理(medical imaging)という。
なお、ヒトに限らない場合は、生体画像(biological image)および生体画像処理(biological imaging)という。
概要
医用画像は、狭義には1895年にWilhelm Conrad Roentgenが発見したX線、そしてその実験結果であるX線写真を基点とする主に放射線科・放射線医学で扱われる様々なX線装置で撮影した画像、およびそれを加工した画像を指す。
また広義には、X線を用いないが同様に放射線科・放射線医学で扱われるMRIなどの核磁気共鳴に関連した画像なども含むこともある。
さらに広義には、超音波検査や内視鏡検査など、医療・医学で使われるありとあらゆる画像を含めて医用画像という場合もあるが、臨床における会話中の意味合いとしてここまでを含めるケースは少ない。
人によって認識は違うが、医用画像とは「放射線科、放射線医学で扱う画像」と覚えておけば間違いない。 また、医用画像の標準規格は「DICOM」であるという点も重要である。