ルゴール液
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ルゴール液とは、蒸留水にヨウ素とヨウ化カリウムを加えて精製する水溶液で、甲状腺腫や歯科治療に用いる外用の殺菌、消毒薬の一種である。
フランスの内科医であるジャン・ギヨーム・オーギュスト・ルゴールによって創製されたのが始まりである。
のちに本来のルゴール液にハッカ水やグリセリンを加える改良をおこなった「複方ヨード・グリセリン」が登場し、その商品名として「ルゴール液」が使われたことで一般にも知れ渡っており、現代においては両者を同一視する傾向が強い。