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2012年7月29日 (日) 18:58時点における版
体表面積(Body Surface Area, BSA)とは、身体の表面の総面積のことである。 単位には平方メートルが用いられる。
計算式
体表面積を正確に算出するのは非常に難しく、世界中で様々な算出方法が考案されている。
その中でも世界的なシェアという意味では「デュ・ボアの式」が広く用いられている。 ただし、体表面積の算出方法は人種などの違いを考慮するべきものであるため、平均的な「欧米人」の「成人」を基準としたデュ・ボアの式をベースに、自国民の身体的特徴の統計値など加味し、微調整した計算式が用いられていることが多い。
また、新生児、乳幼児、小児などは、成人とは根本的に身体の比率が異なるため、成人向けである「デュ・ボアの式」などは当然のように使えない。 日本においては小児に対応すべく考案された「大城の式」や「大谷の式」などが広く用いられている。
デュ・ボア式
詳細は「デュ・ボアの式」の項目を参照。 計算式にするとややこしいが、わざわざ計算せずとも、身長と体重さえわかれば換算表(体表面積表)から即座に辞書的に得られるという特徴がある。
なお、オリジナルの係数である「0.007184」は平均的な欧米人の成人を基準としたものであり、平均的な日本人を対象とする場合には「0.007246」が適しているとしている[1]。
- 欧米人の成人向け
- 日本人の成人向け
関連項目
- 心拍出量 (Cardiac Output, CO) = 心室が1分間に拍出する血液量 = 1回拍出量(SV) * 心拍数
- 心係数 (Cardiac Index, CI) = CO / BSA
- 1回拍出量 (Stroke Volume, SV) = EDV - ESV
- 1回拍出係数 (Stroke Index, SI) = SV / BSA
- 体表面積 (Body Surface Area, BSA)
- 駆出率 (Ejection Fraction, EF) = (EDV - ESV) / EDV * 100 = SV / EDV * 100
- 左室拡張末期容積 (End Diastlic Volume, EDV)
- 左室収縮末期容積 (End Systolic Volume, ESV)
- サーモダイリューションカテーテル = 最も代表的な静脈用カテーテル(カテーテル)
- 血液ガス分析