「X線造影剤」の版間の差分

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'''X線造影剤''' (えっくすせんぞうえいざい)とは、X線を遮断する物質(撮影目的部位・病変と異なるX線吸収量の物質)を投入し、医用画像にコントラストの増強する薬剤のことである。
'''X線造影剤''' (えっくすせんぞうえいざい)とは、[[X線]]を遮断する物質(撮影目的部位・病変と異なるX線吸収量の物質)を投入し、[[医用画像]]にコントラストの増強する薬剤のことである。


== 分類 ==
== 分類 ==

2011年6月17日 (金) 23:28時点における版

X線造影剤 (えっくすせんぞうえいざい)とは、X線を遮断する物質(撮影目的部位・病変と異なるX線吸収量の物質)を投入し、医用画像にコントラストの増強する薬剤のことである。

分類

X線造影剤は大きく分けて、陽性造影剤と陰性造影剤の2種類に分類される。 単純に「造影剤」という場合は主に陽性造影剤を指すのが一般的である。

陽性造影剤

X線の吸収量が大きい物質。 ヨードやバリウム。

陰性造影剤

X線の吸収量が小さい物質。 ガス。

  • 消化管造影 - 消化管を撮影する際に、陽性造影剤(バリウム)をより強調するために、2次的に陰性造影剤(ガス)を経口で投入する(二重造影法)。

関連項目