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2011年3月23日 (水) 10:24時点における最新版
日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を、どの程度自力で遂行できるかを計る評価法で、リハビリテーションの効果測定や介護の必要度を表すのに用いられる。ADL(Activities of Daily Living)とも呼ばれる。最近は日常生活活動と言われることも増えてきている。
ADLでは、評価項目ごとに自立/一部介助/全介助の3段階で評価、その総合点を100点満点でスコアリングし、得点が高いほど自立度が高いと判定され、その値を障害者や高齢者の生活自立度とする。 その項目は、食事、椅子とベッド間の移動、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣、排便自制、排尿自制である。
ADLは、単に身体能力を回復するだけでなく、装具や施設を対応させることでも向上させることができる。障害者でも健常者と同じように使用できることを目指した設計はユニバーサルデザインと呼ばれる。