「出血」の版間の差分
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*: [[動脈性出血]]は[[動脈]]の破綻によるもので、[[拍動性]]で[[鮮紅色]]を呈し、大きな[[血管]]では瞬間的に多量の[[血液]]を失って、[[失血死]]の恐れがある。緊急に[[応急手当]]を必要とするのは、この動脈性出血である。 | |||
* [[静脈性出血]] | |||
*: [[静脈性出血]]は[[滲出性]]で暗赤色を呈し、[[四肢損傷]]では[[静脈圧]]が低く、短時間に多量出血になることは少ない。[[応急処置]]として[[創部]]を[[ガーゼ]]で圧迫することにより[[止血]]できる。 | |||
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*: [[毛細血管性出血]]は[[動脈血]]と[[静脈血]]の中間色で、とくに何もしなくても自然に[[止血]]する。 | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2014年1月7日 (火) 13:56時点における版
出血(しゅっけつ、英語:hemorrhage, haemorrhage)とは、血管から血液(赤血球)が出ることである。
概要
出血は一般的に血液が血管外に出ることとして知られているが、医学的には血液ではなく「赤血球が血管外に出ること」である。これは血液中の血漿や白血球は常時血管壁から出入りしているためであり、これらの成分のみが血管から出る場合は出血ではない事を明確にするため、このように定義されている。
出血部位により動脈性出血、静脈性出血、毛細血管性出血、成立機序により破綻性出血、漏出性出血に分類される。
出血のうち、血液が体外に流れ出るものを外出血、体内に流れ出るものを内出血という。
急激な多量の出血では、血圧が急激に低下し、ショック状態に陥り死亡することがある(乏血性ショック)。
英語表記について
出血の英語表記は「hemorrhage」と「haemorrhage」の2種類のつづりがあるが、これは米国英語と英国英語の方言的な違いである。また医学的・専門的な会話ではない日常会話における話し言葉としては出血を指して「bleeding」が使うわれることが多い。
出血の種類
- 部位による分類