「先進医療」の版間の差分

2011年3月3日 (木) 00:25時点における版

先進医療とは、日本の医療制度のひとつで、大学病院などで実施される先端医療のうち、厚生労働大臣の承認を受け、医療費の一部が保険診療の対象となるものの事である。

先進医療は、その種別ごとに実施可能な病院が承認されている。本制度は平成18年10月1日の健康保険法の一部改正に伴い、高度先進医療から改編され開始された。

先進医療は、通常の保険診療と費用の扱いが異なる。通常の保険診療では、食事療養費などの例外を除いて、医療費は全て保険の対象となり、患者は一部負担金（3割分）を支払えばよいのに対して、先進医療では診察、入院、投薬などの通常の保険診療との共通部分のみが対象となる。

保険対象外のため、患者が全額を支払う。

保険対象のため、患者は一部負担金（例：社会保険での3割の本人負担分など）を支払う。

また、特別料金部分は、高額療養費支給の対象にはならない。

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 * 先進医療の特別料金部分
 : 保険対象外のため、[[患者]]が全額を支払う。
-* 通常の保険診療との共通部分（診察、入院、投薬など）
+* 通常の保険診療との共通部分（[[診察]]、[[入院]]、[[投薬]]など）
-: 保険対象のため、[[患者]]は一部負担金（例：社会保険での3割の本人負担分など）を支払う。
+: 保険対象のため、[[患者]]は一部負担金（例：[[社会保険]]での3割の本人負担分など）を支払う。
 また、特別料金部分は、[[高額療養費]]支給の対象にはならない。