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ICD-11とは、2018年6月18日(月)ジュネーブ時間12時(日本時間18日19時)に世界保健機関(WHO)が発表した国際疾病分類の第11回改訂版である。ICD-10から約30年ぶりとなる抜本的改訂となっている。
'''ICD-11'''とは、2018年6月18日(月)ジュネーブ時間12時(日本時間18日19時)に[[世界保健機関]]([[WHO]])が発表した[[国際疾病分類]]の第11回改訂版である。[[ICD-10]]から実に約30年ぶりとなる抜本的改訂となっている。
== 概要==
== 概要==
改訂内容には、最新の医学的知見が反映されており、多くの日本の医学の専門家・団体が貢献しています。
改訂内容には、最新の医学的知見が反映されており、多くの日本の[[医学]]の専門家・団体が貢献している。


死亡・疾病統計の国際比較に加え、臨床現場や研究など様々な場面での使用を想定し、より多様な病態を表現できるようコード体系が整備されました。
[[死亡]]・[[疾病]]統計の国際比較に加え、[[臨床]]現場や研究など様々な場面での使用を想定し、より多様な病態を表現できるようコード体系が整備された。


ウェブサイトでの分類の提供など、電子的環境での活用を想定した様々なツールが、WHOから提供されています。
また、WHOのウェブサイトにて検索、およびデータ提供されるようになった。
 
日本に影響がありそうな新たに追加された疾病としては、ゲーム依存症とパチンコ依存症が薬物中毒と同類として追加された点であろう。
== 新たに追加される章==
== 新たに追加される章==
原文の英語から各国語への翻訳は加盟国に任されており、日本語版は厚労省が取りまとめる予定となっている。以下は仮訳であり、日本語版の正式版では異なる可能性がある。
原文の英語から各国語への翻訳は加盟国に任されており、日本語版は厚労省が取りまとめる予定となっている。以下は仮訳であり、日本語版の正式版では異なる可能性がある。

2018年7月30日 (月) 11:00時点における最新版

ICD-11とは、2018年6月18日(月)ジュネーブ時間12時(日本時間18日19時)に世界保健機関WHO)が発表した国際疾病分類の第11回改訂版である。ICD-10から実に約30年ぶりとなる抜本的改訂となっている。

概要[編集 | ソースを編集]

改訂内容には、最新の医学的知見が反映されており、多くの日本の医学の専門家・団体が貢献している。

死亡疾病統計の国際比較に加え、臨床現場や研究など様々な場面での使用を想定し、より多様な病態を表現できるようコード体系が整備された。

また、WHOのウェブサイトにて検索、およびデータ提供されるようになった。

日本に影響がありそうな新たに追加された疾病としては、ゲーム依存症とパチンコ依存症が薬物中毒と同類として追加された点であろう。

新たに追加される章[編集 | ソースを編集]

原文の英語から各国語への翻訳は加盟国に任されており、日本語版は厚労省が取りまとめる予定となっている。以下は仮訳であり、日本語版の正式版では異なる可能性がある。

  • 第4章 免疫系の疾患
  • 第7章 睡眠・覚醒障害
  • 第17章 性保健健康関連の病態
  • 第26章 伝統医学の病態-モジュールI
  • 第V章 生活機能評価に関する補助セクション
  • 第X章 エクステンションコード

外部リンク[編集 | ソースを編集]